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足のニオイが気になってきたら水虫に注意が必要

2020年06月08日

通常足のニオイは靴と足汗、そして雑菌の3つの条件が揃うことによって発生します。同じ靴や靴下を長時間履いて蒸れることにより、汗と汚れが生じて不潔な状態になって雑菌が繁殖した結果、足のニオイつまり悪臭が発生するという仕組みです。

さらにこの条件は、高温多湿の環境下を好む白癬菌(水虫菌)にも非常に深い関係性があります。そのため足のニオイが気になったら、水虫に対しても注意が必要です。汗をかくことは体温調節の面で重要であるものの、その状態で足汗を放置すれば悪臭の原因となります。足は常に何らかの履き物で覆われているため、通気性を確保したりして常時清潔に保ち菌の繁殖を回避することが重要です。

足のニオイが気になった場合、次のような対策をとりましょう。外出時には予備の靴下を用意して履き替えて、帰宅した際にはすぐに足を洗うようにします。予備を複数個用意して同じ靴を連続で履かないようにして、履いた靴の内側には除菌消臭剤をかけておいてください。ただし除菌消臭剤も万能ではないため、過信せず休日に陰干しをするとなお良いです。

水虫菌と足のニオイに直接関係性はなく、菌自体は臭いを発しません。ただし白癬菌によって皮膚が荒らされ、皮膚のバリア機能が低下した状態になると他の雑菌が入り込んで臭いを発するといった仕組みです。特に足の指の間に発症する趾間型は、強い臭いを生じる傾向にあります。臭いが強い場合は既に感染している可能性もあるため、足裏や指を観察して疑わしければ医師の診断を受けるようにしてください。皮膚が荒れたりこぼれ落ちている他に、足の裏やかかとに小さな水疱ができている場合も同様です。

足の裏にある汗腺・エクリン腺は、蒸し暑さだけでなく精神的なストレスの影響も受けやすいとされています。通気性の高い靴や靴下・ストッキングを着用して爽快感を保つのはもちろん、心身ともに健全に保つことも大切です。また辛いものを食べると発汗しやすく、脂っこいものを食べ続けると汗から悪臭がしやすくなります。悪臭の対策として、食べ物や生活習慣にも気をつけることが大事です。

この他に水虫の予防策として、足を常に清潔に保つことが挙げられます。特に同じ家に住む家族に水虫の保菌者がいる場合、スリッパやマット・タオルを共用せず別のものを用意しましょう。玄関や廊下、カーペットなど人がよく歩く場所も清潔に保ちます。睡眠や食事、適度な運動など規則正しい生活を心がけて身体の抵抗力を高めることも有効な予防策の1つです。